「優先座席付近では携帯電話の電源をお切り下さい」
電車内での耳慣れたアナウンスが、見直しの方向で動き出している。
携帯電話の進化で、心臓ペースメーカーに与える影響が、小さくなって
きているのが理由。
総務省は今年1月、携帯電話からペースメーカーまでの距離を
22センチ以上とした指針を15センチ以上に緩和した。
そのきっかけは、昨年7月で電波の出力が強く、ペースメーカーの誤作動を
引き起こす恐れのある第2世代(2G)と呼ばれる携帯電話のサービスが
終了したため。
現在は、電波の弱い第3世代(3G)以降の携帯電話が主流となっている。
今後の対応については、各鉄道会社の方で検討中とのこと。
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