イタリアプロサッカーリーグ1部セリエAのACミランに
移籍が決まっているサッカー日本代表MF 本田圭祐選手が、
4日(日本時間5日未明)、ミラノ・マルペンサ国際空港に到着。
約200人のイタリアと日本人の報道陣やファンが待ち受けた。
飛行機は定刻より5分早く到着し、クラブが用意した
ドルチェ&ガッバーナのミラン公式スーツに着替えた
本田選手は、想定された通路とは反対の到着出口から
出てきたため、一般の人や報道陣などが瞬時に大移動、
イタリア、日本の報道陣と一般のファンが入り混じり合い、
カメラマンら数人が転倒し、罵声でパニック状態になるなど
警備の警官らも収拾できないほどの騒動となった模様。
本田選手の到着を空港で待ち受けていた現地のファンも、
チャンピオンズ・リーグやコンフェデレーションズ・カップ
などCSKA時代の試合を見ており、その時の本田選手の活躍に
期待を寄せている。
クラブ公式サイトは、すでにトップページで「WELCOME KEISUKE」
という言葉とともに、背番号10と本田の横顔をあしらった
デザインで、歓迎の意を示している。
またミラノ中心地にあるオフィシャルショップでは、
すでに1000枚以上の「背番号10 HONDA」のユニフォームが売れている。
地元メディアもミラノ周辺の在ミラノ日本人や日本食レストランなどの
情報を取り上げる特集を行うなど、じわじわと本田効果が広がっている模様。
本田選手の今後については、5日はミラノ市内で終日メディカルチェックを
受け、8日に入団会見を行う予定となっている。
入団会見は、イタリアのマスコミ用に英語とイタリア語での質疑応答の後、
日本のマスコミ向けの会見を行うという段取りで、外国人選手としても
異例の3か国語会見となりそう。